「おむつを替えたら血が混じっていた」「トイレの後に血がついていた」――お子さまや乳児の便に血が混じっているのを見ると、親御さんとしてとても心配になりますよね。血便は決して珍しい症状ではありませんが、原因によっては早めの受診が大切なケースもあります。
辻仲つくば胃と大腸内視鏡・肛門外科クリニック(茨城県つくば市)では、消化器・肛門の専門医が、お子さまの消化管症状に関するご相談にも対応しております。まずは正しい知識を持って、落ち着いて状況を判断しましょう。
- ✅ 子ども・乳児の血便が起こる主な原因
- ✅ すぐに受診すべき「危険なサイン」の見分け方
- ✅ つくば市の専門クリニックでできる検査・治療の流れ
- ▸ 「子どもの血便」親御さんの不安に寄り添います
- ◦ 血便の色でわかること
- ◦ 「血便」と「血が混じった便」の違い
- ▸ 子ども・乳児に血便が起きる主な原因
- ◦ よくある誤解:「少量の血便なら問題ない」は危険なことも
- ▸ こんなサインがあったらすぐに受診を
- ◦ 様子見でもよいケースと受診が必要なケースの目安
- ◦ 受診前に親御さんができる準備
- ▸ 受診後の検査・診察の流れ
- ◦ ① 問診・視診・触診
- ◦ ② 血液検査・便検査
- ◦ ③ 必要に応じた内視鏡検査・専門医連携
- ▸ 辻仲つくば胃と大腸内視鏡・肛門外科クリニックのこだわり
- ▸ 料金の目安(保険診療)
- ▸ よくあるご質問(FAQ)
- ◦ この記事のまとめ
- ◦ つくば市・茨城県南エリアからのご相談をお待ちしております
目次
「子どもの血便」親御さんの不安に寄り添います
お子さまや赤ちゃんのおむつを替えるとき、ふと赤いものを見て「これは血?」とドキッとした経験をお持ちの方は少なくありません。特に乳児の場合は言葉で症状を伝えてくれないため、親御さんが目で確認するしかなく、不安が倍増してしまうのは当然のことです。
「食べたものの色ではないか」「少量だから様子を見てもいいか」「病院に行くほどではないかもしれない」と思いながら、結局どうすればよいかわからず検索を繰り返している方も多いのではないでしょうか。
子どもの血便は、肛門周囲の軽微な傷から重大な消化器疾患まで、幅広い原因が考えられます。見た目の量や色、お子さまの様子などを合わせてチェックすることが、受診判断の大切なポイントになります。
特に乳児(生後まもなく〜12か月頃)の血便は、成長期特有の消化管の未熟さが関係していることもあり、「どの診療科を受診すればいいの?」と迷われる親御さんも多いようです。一人で抱え込まず、ぜひ消化器の専門家にご相談ください。
血便の色でわかること
血便の色は、出血している部位の手がかりになります。鮮やかな赤色(鮮血)は肛門や直腸など出口に近い部位からの出血が多く、暗赤色〜黒っぽい便(タール便)は胃や小腸など消化管の上部からの出血が疑われることがあります。
また、便にわずかに血が混じっている場合と、大量出血の場合では緊急度が大きく異なります。色と量の両方を確認しておくと、受診時に医師へ正確に伝えることができます。
「血便」と「血が混じった便」の違い
血便(下血)とは、消化管のどこかから出血した血液が便に混じって排出される状態を指します。一方で、肛門周囲に傷があって排便時に便の表面に血が付着するケースは、厳密には少し異なります。子どもの場合は硬い便が肛門の皮膚を傷つけることも多く、こちらは比較的よく見られるものです。
どちらのケースであっても、繰り返している場合や量が多い場合は専門医への相談が望ましいです。「たぶん大丈夫」と自己判断せず、ぜひ一度ご相談ください。
子ども・乳児に血便が起きる主な原因
子どもや乳児の血便には、年齢によって異なる原因が考えられます。原因を正確に把握するためには医療機関での診察・検査が必要ですが、代表的なものをポイントごとに整理しました。
Point 01 乳児(0〜1歳頃)に多い原因
腸重積・新生児メレナ・アレルギー性腸炎など
生後まもない赤ちゃんや乳児の血便でとくに注意が必要なのが、腸の一部が腸の中に入り込んでしまう「腸重積」です。突然泣き出す・機嫌が悪い・嘔吐などのサインとともに、いちごジャム状の粘液便・血便が出た場合は速やかな受診が必要です。また、牛乳などのタンパクに対するアレルギーによる「アレルギー性腸炎」や、生後数日以内に起こる「新生児メレナ」なども乳児特有の原因として知られています。
Point 02 幼児・学童期に多い原因
便秘による裂肛・感染性腸炎・ポリープなど
幼児や小学生に多い血便の原因として代表的なのが、便秘による硬い便で肛門が傷ついて起こる「裂肛(肛門の裂け傷)」です。排便時に痛がる、血がペーパーや便の表面に少量付く場合はこのケースが多く見られます。また、細菌やウイルスによる感染性腸炎(食中毒含む)では、下痢とともに血便・粘液便が出ることがあります。さらに、小児に見られる大腸ポリープ(若年性ポリープ)が出血源となるケースもあります。
Point 03 見逃しに注意したい原因
メッケル憩室・炎症性腸疾患(IBD)など
比較的まれではありますが、小腸の一部が袋状に飛び出す「メッケル憩室」からの出血が血便として現れることがあります。また、クローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患(IBD)は子どもにも発症することがあり、慢性的な血便・腹痛・体重減少などが続く場合は注意が必要です。繰り返す血便はそのままにせず専門医に相談することが大切です。
よくある誤解:「少量の血便なら問題ない」は危険なことも
「少量だから食べ物の色だろう」「元気そうだから大丈夫」と判断してしまうのはよくある誤解のひとつです。少量の出血であっても、原因によっては慢性的な貧血につながったり、発見が遅れることでより複雑な治療が必要になる場合もあります。特に乳児は症状を言葉で訴えられないため、親御さんの観察と早めの相談が大切です。
こんなサインがあったらすぐに受診を
血便を見た際に、以下のようなサインが伴う場合はできるだけ速やかに医療機関を受診してください。特に乳児の場合は状態が急変するリスクもあるため、様子見よりも早めの相談が安心です。
⚠ 以下の症状が伴う場合はすぐに受診してください
- 急に激しく泣き出す・ぐったりしている(特に乳児)
- いちごジャム状・暗赤色・黒っぽい便が出た
- 嘔吐・腹部の張り・強い腹痛を伴っている
- 出血量が多い・血便が繰り返し続いている
- 発熱・顔色が悪い・ぐったりしていて元気がない
- 体重が増えない・食欲が著しく低下している
様子見でもよいケースと受診が必要なケースの目安
比較的落ち着いて経過をみられるケース
- 便の表面にわずかに赤い血が付いている
- 排便時に痛がるが、元気で食欲も普通
- 硬い便が続いていて肛門周囲の傷が疑われる
- 1回のみで繰り返しておらず全身状態が良好
※この場合でも、繰り返す場合や1週間以上続く場合は受診をお勧めします
専門医への相談が望ましいケース
- 血便が2日以上続いている・繰り返している
- 便全体に血が混じっている
- 発熱・嘔吐・腹痛などほかの症状がある
- 乳児(1歳未満)で血便が見られた
- 成長・体重増加に気になる点がある
受診前に親御さんができる準備
受診の際に医師へ正確に状況を伝えるために、以下の情報をメモしておくと診察がスムーズになります。いつ頃から、どんな色・量の血便が何回あったか、ほかに症状はあるか、最近食べたもの(赤いもの等)などを記録しておくと役立ちます。可能であれば、おむつや便器にあった便の写真を撮っておくことも参考になります(個人情報の取扱いには配慮してください)。
受診後の検査・診察の流れ
「病院で何をされるんだろう」と不安に思う親御さんも多いかと思います。ここでは、消化器の専門クリニックでの一般的な診察・検査の流れをご説明します。お子さまの年齢や症状によって対応は異なりますが、参考にしてください。
① 問診・視診・触診
まずは丁寧な問診から始まります。いつからどんな症状があるか、血便の色・量・頻度、お子さまの食欲・排便習慣、ご家族の消化器疾患歴なども伺います。お腹の触診や肛門周囲の視診なども行い、外側から確認できる情報を集めます。親御さんが事前にメモを準備しておくと診察がよりスムーズになります。
② 血液検査・便検査
貧血の有無・炎症反応・感染の有無などを調べるための血液検査や、便中の血液・細菌を調べる便検査を行うことがあります。これらの検査結果と問診・視診の情報を組み合わせて、次のステップが決まります。
③ 必要に応じた内視鏡検査・専門医連携
小児の内視鏡検査は、年齢・体格・症状によって対応が異なります。当院では消化器・内視鏡専門医が診察を行い、お子さまの状態に応じた最適な対応を検討します。入院や小児科専門施設との連携が必要な場合は、グループ病院の辻仲病院柏の葉との連携体制も整っているため、安心してご相談いただけます。
辻仲つくば胃と大腸内視鏡・肛門外科クリニックのこだわり
茨城県つくば市に位置する当院は、消化器・肛門科の専門病院である辻仲病院グループに所属するクリニックとして、地域の皆さまの胃腸症状・肛門症状に専門的に対応しております。
- 痛みに配慮した内視鏡検査:鎮静剤を使用し、苦痛が少ない状態での検査を提供しています。「内視鏡はつらい」というイメージを変えるために取り組んでいます
- 内視鏡AIの導入:内視鏡検査にAIを活用し、見落としリスクの低減に努めています
- 胃カメラ・大腸カメラの同日検査対応:お忙しい方が1日で両方の検査を受けられる体制を整えています
- ⚕ 女性医師在籍(木曜担当):女性患者さまが相談しやすい環境を整えています
- グループ病院との連携体制:入院・手術が必要な際は辻仲病院柏の葉と連携し、継続的なサポートが可能です
- 24時間WEB予約・オンライン診療対応:忙しい方でも都合に合わせて受診・相談できます
⚕ 院長 森田洋平 より
こんにちは、院長の森田です。お子さまや乳児の血便を見て不安を感じられた親御さんのお気持ちは、とてもよくわかります。「どこに相談すればいいかわからない」という声も多く聞きます。
当院は消化器・肛門科の専門クリニックとして、つくばおよび茨城県南エリアの方々の胃腸症状・肛門症状にしっかり対応してまいります。日本消化器内視鏡学会専門医として、検査自体の苦痛の少なさと、患者さまが安心して受診できる情報提供・診療体制の両方を追求しています。
血便の症状は原因が多岐にわたるため、自己判断は危険なこともあります。「たいしたことはないかも」と思っていても、専門医の目で確認することで安心感が得られます。お気軽にご相談ください。
料金の目安(保険診療)
当院では保険診療を基本としており、以下は保険適用(3割負担)の場合の目安料金です。実際の診療内容・病状により異なる場合がありますので、詳しくは診察時にご確認ください。
| 検査・治療内容 | 保険3割負担の目安 |
|---|---|
| 大腸内視鏡検査 | 約7,500円 |
| 内視鏡的大腸ポリープ切除術・2cm未満 | 約30,000円 |
| 病理組織検査・1臓器 | 約4,000円 |
| 病理組織検査・2臓器 | 約7,500円 |
| 病理組織検査・3臓器 | 約11,000円 |
※保険診療のため、料金はあくまで目安です。自費・保険の別は診察内容により異なります。詳しくはお問い合わせください。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 乳児の血便は消化器内科でも診てもらえますか?
A. 当院では消化器・肛門の専門医が診察を行っており、乳児・子どもの消化器症状に関するご相談も受け付けております。診察の結果、より専門的な対応(小児科・入院施設等)が必要と判断された場合は、グループ病院の辻仲病院柏の葉との連携体制を通じてサポートいたします。まずはお気軽にご相談ください。
Q. 子どもの血便で受診するとき、どんなことを準備しておけばいいですか?
A. ①血便が始まった時期・頻度、②便の色・量・状態(できれば写真)、③ほかの症状(発熱・嘔吐・腹痛・食欲の変化など)、④最近食べたもの(赤い食品など)、⑤ご家族の消化器疾患歴をメモしておくとスムーズです。おむつをお持ちいただくことも診察の参考になる場合があります。
Q. つくば市以外に住んでいますが受診できますか?
A. もちろんご受診いただけます。当院はつくばエクスプレス「つくば駅」より徒歩5分、常磐自動車道 桜土浦ICより約11分、首都圏中央連絡自動車道 つくば中央ICより約9分とアクセスも便利な立地にあります。茨城県南エリアをはじめ、幅広いエリアからお越しいただいております。24時間WEB予約にも対応しておりますので、ぜひご活用ください。
Q. 女性の医師に診てもらうことはできますか?
A. 当院では女性医師が木曜日に担当しております。「女性の先生に相談したい」という方は、予約の際にその旨をお伝えいただくか、WEB予約システムからご確認ください。お子さまの診察に付き添われる女性の親御さんも、安心してご来院いただけます。
この記事のまとめ
- ✅ 子ども・乳児の血便は原因が多様。色・量・全身状態を合わせて確認することが大切
- ✅ 乳児のいちごジャム状の便・激しい泣き・ぐったりは緊急受診のサイン
- ✅ 繰り返す血便・発熱・嘔吐を伴う場合は専門医への相談が望ましい
- ✅ 受診前に症状の記録・メモを準備しておくと診察がスムーズ
- ✅ つくば市・茨城県南エリアでの消化器症状は辻仲つくばクリニックへ。グループ病院との連携体制で安心
つくば市・茨城県南エリアからのご相談をお待ちしております
お子さまや乳児の血便・消化器症状が気になる方、まずは専門医にご相談ください。24時間WEB予約に対応しており、予約優先制でスムーズにご受診いただけます。まずはお気軽にご相談ください
診療時間:月〜土 9:00〜11:30 / 14:00〜16:30(日・祝休診)
〒305-0032 茨城県つくば市竹園1-4-1 南3パークビル2階|つくばエクスプレス「つくば駅」A3・A4出口より徒歩5分
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辻仲つくば胃と大腸内視鏡・肛門外科クリニック
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診療時間 9:00〜11:30・14:00〜16:30(月〜土)/休診:日曜・祝日
監修医師プロフィール

院長 森田 洋平
こんにちは、辻仲つくば胃と大腸内視鏡・肛門外科院長の森田です。
本院は消化器科・肛門科の専門病院である辻仲病院グループに所属するクリニックです。
つくばおよび茨城県南のかたの胃腸症状や肛門症状の不安に対応していきたいと思っています。
大規模アンケート検査の結果によると、日本では80%以上の人が、内視鏡検査に対してつらいと思っているという結果がでています。
私も10年前に辻仲病院に来るまで、つらい内視鏡検査が当たり前だと思っていたので、辻仲病院での内視鏡検査を経験して、こんなに苦痛が少なく検査ができるのかとびっくりしました。
一方で、いまだに80%以上のかたが内視鏡検査がつらいと思っており、医療機関への受診のしやすさ、情報を伝える方法も含めたより便利な診療体制を作りたいと考え、勤務の傍ら公衆衛生大学院(MPH)で研究しました。
辻仲つくば胃と大腸内視鏡・肛門外科では、そういった検査自体の苦痛の少なさ、便利に検査や治療を受けられる体制、安心して検査や治療を受けていただくための情報提供について追求していきたいと思っています。
もちろん、入院が必要な治療・手術についてはグループ病院の辻仲病院柏の葉と連携して治療にあたるため、安心して受診できる体制づくりにも邁進しています。
つくばおよび茨城県南のかた が、胃腸の症状や肛門の症状について、気軽に受診できるクリニックづくりをしていきます。
資格・所属学会:略歴、2007年、杏林大学卒業、東京北社会保険病院で初期臨床研修、つくばメディカルセンター病院で外科研修、埼玉医科大学国際医療センターで消化器外科フェロー。その後、消化器内視鏡、肛門外科を専門とし辻仲病院柏の葉で勤務。勤務の傍ら、聖路加国際大学公衆衛生大学院で内視鏡の検査情報を効率的に伝えるための研究を行いMaster of Public Health(MPH)を取得。、資格、日本消化器内視鏡学会専門医、Master of Public Health (MPH)、所属学会、日本外科学会、日本消化器外科学会、日本消化器内視鏡学会
※ 本記事は医療広告ガイドラインに基づき、監修のもと作成しています。治療の効果・費用・期間には個人差があります。詳細は必ず医師にご確認ください。