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大腸内視鏡検査当日に必要な持ち物とは
大腸内視鏡検査を受ける際、何を持っていけばよいのか迷う方は少なくありません。
検査をスムーズに進めるためには、事前の準備が欠かせないのです。
検査当日に必要な持ち物を確認しておくことで、当日の不安を軽減し、安心して検査を受けることができます。ここでは、大腸内視鏡検査当日に必ず持参すべきものから、あると便利なものまで詳しく解説します。
辻仲つくば胃と大腸内視鏡・肛門外科
大腸内視鏡検査のご予約・準備についてお気軽にお問い合わせください
月〜土 9:00〜11:30 / 14:00〜16:30 日曜休診
必ず持参すべき必須アイテム
健康保険証と診察券
健康保険証は、検査を保険適用で受けるために必須です。
血便などの症状がある場合、大腸内視鏡検査は保険適用となる可能性が高く、保険証を忘れると全額自己負担になってしまいます。診察券も受付をスムーズに進めるために必要ですので、必ず持参しましょう。
問診票と同意書
事前に医療機関から渡された問診票や検査同意書は、記入して持参する必要があります。問診票には、現在の症状や既往歴、服用中の薬などを正確に記入してください。特に血液をサラサラにする薬(抗凝固剤・抗血小板剤など)を服用している方は、検査時のポリープ切除ができない場合があるため、必ず申告が必要です。
WEB問診を行っている施設では、同意書を忘れる不安がないため、そのような施設を選ぶのもポイントです。当院では、後で見返しやすいようにWEB問診・同意書を導入しています。
処方された薬や下剤
検査前日や当日に服用する下剤(腸管洗浄剤)は、医療機関から事前に処方されます。
サルプレップ、モビプレップやニフレックなどの腸管洗浄剤を忘れずに持参しましょう。在宅洗浄法の場合は自宅で服用しますが、院内洗浄法の場合は医療機関で服用するため、指示に従って準備してください。
ご自宅で下剤を飲まれるさいに、きれいになったと思っても、残った下剤を院内に持っていくようにしましょう。十分にきれいになっていないこともあるからです。
あると便利な持ち物リスト
着替えと下着
腸管洗浄剤を服用すると、水のような下痢が何回も起こります。
途中で便意をもよおすこともあるため、ご不安な方は換えの下着やタオルを持参すると安心です。また、検査後は検査着から私服に着替えますので、脱ぎやすいスニーカーなどの履物で来院することをおすすめします。
飲み物と軽食
腸管洗浄剤を服用した後は、水やお茶などの透明な飲み物を追加で飲む必要があります。医療機関によっては購入することができます。検査後は、組織やポリープを採取した場合を除き、通常は食事制限がありませんが、消化の良い軽食を持参しておくと安心です。
暇つぶしグッズ
腸管洗浄剤を服用してから検査までには、数時間かかることがあります。
待ち時間を快適に過ごすために、本やスマートフォン、タブレットなどの暇つぶしグッズを持参すると良いでしょう。一方で、排便を促すために歩いたりすることも重要であることも留意してください。
検査前日からの準備のコツ

前日の食事制限
検査前日の食事は、消化の良いものを選ぶことが重要です。
お粥や煮込みうどん、白身魚、豆腐など、食物繊維が少なく脂肪分の少ない食事を心がけましょう。野菜、海藻類、ナッツ、果物などは消化されずに大腸に到達し、検査の妨げとなるため避けてください。夕食は遅くとも夜9時までに済ませ、それ以降は固形物を摂取せず、水やお茶などの透明な飲み物のみとしてください。
医療機関によっては、検査食(クリアスルーやダルムスペースなど)を購入することも可能です。検査食は便になりにくい低残渣食で、朝食・昼食・夕食がセットになっており、自分で食事を準備するのが難しい方におすすめです。
前日夜の下剤服用
検査前日の夜に、医療機関から処方された下剤(アローゼンなど)を服用します。
下剤の作用で、朝方何回か排便があります。これにより、大腸の中にたまっている便を出しておくことができ、当日の前処置がスムースになります。
当日朝の腸管洗浄剤服用
検査当日の朝は絶食です。
その後2時間かけて腸管洗浄剤(サルプレップ、モビプレップやニフレック)を飲みます。動画などでの説明を用いている医療機関もあるため、服用などがご不安な場合は動画を用いた医療機関での検査をお勧めします。
朝8時から飲み始めた場合、およそ1時間後の9時前後から下痢が始まり、10時に飲み終わった後11時から12時頃まで何回か下痢をします。便が尿のような黄色の水のようになれば、検査の準備が整った状態です。
検査当日の流れと注意点

来院から検査までの流れ
検査は通常午後から行われます。
予定時間の30分前までに医療機関に到着し、外来受付を済ませてください。受付後、内視鏡室に向かい、受付票を提出します。看護師が問診を行い、体温測定や風邪症状、感染者との接触歴などを確認します。体調がすぐれない場合は、必ず看護師に伝えてください。
問診後、患者待合室で便の状態を確認します。5〜6回目の便が出たら、便を流さずに内視鏡スタッフに見せてください。便にツブツブがなくなって、色も透明に近づくと検査ができる腸の状態になっています。便の出方には個人差があり、元々便秘気味の方や腸が長い方は時間がかかることがあります。
当院ではAI便確認を用いており、直接便の確認をスタッフにしてもらうなどの恥ずかしさがありません。便確認のためにトイレを流さず待つ時間などもあるため、AI便確認を用いている施設を選ぶことで快適さがかなり異なります。
検査室での手順
検査の順番になったら、検査着へ着替えます。
入れ歯・ネックレス・指輪・湿布・カイロ・金具のついている下着は、全て外してください。出血などで治療の処置が必要な場合、貴金属を装着しているとやけどの原因になります。鎮静剤を希望する方は、点滴を行います。
検査室のベッドに左側を下にして横向きに寝て、膝を抱えるような姿勢をとります。鎮静剤を使用する場合は、指先に酸素の濃度を測る器具を装着します。鎮静剤が効いてきたら、内視鏡を肛門から挿入し腸内の観察を始めます。検査時間は、腸の状態や生検の有無にもよりますが、15分から30分程度で終了します。
検査後の注意事項
鎮静剤の効き目がなくなった頃合いを見て、医師から検査結果の説明を受けます。
生検を行った場合は検査結果が出るまでに1週間程かかるため、結果の確認のために再来院する必要があります。当日中は鎮静剤の効き目が残っているため、車の運転など集中力を必要とする作業は避けましょう。
食事は普通にとれますが、ポリープを切除した場合は、刺激物や消化に良くないものは避けてください。大きなポリープを切除した場合は、術後1〜2週間、食事・飲酒の制限、運動の制限がありますので、宴会・旅行・出張などは控えてください。まれではありますが、術後に出血したり、穿孔などのために腹痛が起きることがあります。
検査を受けられない方と事前確認事項

検査を受けられない可能性がある方
高血圧の方、体重制限に該当する方、妊娠中の方、麻酔薬にアレルギーがある方は、医療機関・医師の判断により大腸内視鏡検査を受けることができない可能性があります。
予約時または事前診察で必ず確認しましょう。また、血液をサラサラにする薬(抗凝固剤・抗血小板剤など)を服用している方は、検査時のポリープ切除ができない場合があるため、検査前の外来でこれらの薬を中断するなどの休薬について相談が必要です。
事前に医師に伝えるべきこと
糖尿病や高血圧などの基礎疾患を抱えていて、普段服用している処方薬がある場合は、事前に必ず医師に伝えてください。
検査当日の朝、低血糖予防のため、糖尿病の薬は飲まないでください。また、医師から中止の指示があった血液をサラサラにする薬も飲まないでください。健康診断のときの血液検査のデータなどがある場合は、必ず初診時に持参して見せてください。診療の参考にさせていただきます。
辻仲つくばクリニックの大腸内視鏡検査の特徴

豊富な検査実績と高い技術力
辻仲病院グループでは、年間21,000件以上の内視鏡検査を実施しており、そのうち大腸内視鏡検査は年間11,000件以上に達します。
辻仲柏クリニックでは年間約7,000件の内視鏡検査を行っており、グループ全体で高い検査実績を誇ります。消化器内科医だけでなく外科医も内視鏡検査を実施しているため、内視鏡での切除が困難な病変が発見された場合でも、カンファレンスを通じて情報共有し、腹腔鏡手術などの外科的治療を迅速に予定できる体制が整っています。
無送気軸保持短縮法による苦痛の少ない検査
辻仲病院グループでは「無送気軸保持短縮法」という検査手法を採用しており、従来の検査法と比べて腸への負担が少なく、不快な異物感や苦痛をほとんど感じない検査を実現しています。
この技術は患者からの評価も高く、内視鏡検査への心理的ハードルを下げる要因となっています。また、大腸をすみずみまで観察するために気体を入れて腸を膨らませますが、その際には空気ではなく炭酸ガスを使っています。炭酸ガスは吸収が早く、おなかの張りがすぐ収まるため、おなかが張る検査中のつらさも大きく軽減しています。
充実した相談窓口と予約システム
辻仲つくばクリニックでは、オンライン予約システム、LINE予約、を整備しています。
血便が出て不安だが検査に迷っている方や、検査の必要性や安全性、費用、流れなどについて詳しく知りたい方は、当院のHPにある動画などもご参照ください。。検査の痛み、費用、流れなどの不安を解消する情報提供を重視しており、女性・高齢者向けの専用導線も設置しています。
まとめ
大腸内視鏡検査を安心して受けるためには、事前の準備が欠かせません。
健康保険証や診察券、問診票、下剤などの必須アイテムを忘れずに持参し、着替えや飲み物などの便利グッズも準備しておくと良いでしょう。検査前日からの食事制限や下剤の服用、当日朝の腸管洗浄剤の服用など、指示に従って正しく準備を進めることで、検査の精度が高まります。
辻仲つくばクリニックでは、豊富な検査実績と無送気軸保持短縮法による苦痛の少ない検査を提供しています。血便などの症状がある方や、検査に不安を感じている方は、お気軽にご相談ください。早期発見・早期治療のために、大腸内視鏡検査を受けることをおすすめします。
茨城県つくば市竹園
辻仲つくば胃と大腸内視鏡・肛門外科
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月〜土 9:00〜11:30 / 14:00〜16:30 日曜休診
著者情報
院長
森田 洋平
Youhei Morita

略歴
2007年
杏林大学卒業、東京北社会保険病院で初期臨床研修、つくばメディカルセンター病院で外科研修、埼玉医科大学国際医療センターで消化器外科フェロー。その後、消化器内視鏡、肛門外科を専門とし辻仲病院柏の葉で勤務。勤務の傍ら、聖路加国際大学公衆衛生大学院で内視鏡の検査情報を効率的に伝えるための研究を行いMaster of Public Health(MPH)を取得。
資格
- 日本消化器内視鏡学会専門医
- Master of Public Health (MPH)
所属学会
- 日本外科学会
- 日本消化器外科学会
- 日本消化器内視鏡学会