1. 「圧倒的な実績」が支える「苦痛の少ない」検査品質

当院は法人全体で、2023年に胃内視鏡検査を23,886件、大腸内視鏡検査を25,093件、合計で年間約5万件の内視鏡検査を実施しました。この豊富な経験と実績が、質の高い医療を提供する土台です。

1-1. 苦痛の少ない胃内視鏡検査（胃カメラ）

胃カメラに対して「オエッとなってしまうのが怖い」という不安をお持ちの方は少なくありません。当院では鎮静剤（プロポフォール）を用いた検査を標準としています。ヨーロッパのガイドラインに基づき、この鎮静剤を使用する場合、咽頭麻酔（のどの麻酔）を省略できます。のどの反射が強い方にとっては、こののどの麻酔自体がつらいとおっしゃる方も多く、楽に検査を受けたい方に大変喜ばれています。

また、経鼻内視鏡（鼻からの胃カメラ）も選択可能ですが、近年の大規模調査では「経鼻内視鏡はつらい」と答える方が半数にのぼる結果も出ています。当院では、患者様にとって最も快適な検査は何かを追求し、鎮静剤を用いた検査を推奨しています。後述するように、当院の鎮静剤は効果の作用時間が短いため、検査後6時間後から体調によっては運転可能としています。

鎮静剤の使用に際して、すこしでも危険性を減らせるように、看護師への救急研修を積極的に行っています。

また、胃内視鏡検査についても、AIを用いるなど、苦痛が少ないだけでなく、質の高い検査の実現に取り組んでいます。

胃痛、胃の不快感、ピロリ菌検査陽性など、胃がん、胃潰瘍、食道がん、逆流性食道炎などがご不安で胃内視鏡検査をしてみたいけれど、検査自体をためらってしまう方に対して、安心していただける体制を整えています。

特にピロリ菌除菌後で逆流性食道炎の治療を行っている方などは、胃がんのリスクがたかいため、毎年胃カメラが必要であり、そういった方も不安なく検査ができるよう努力しています。

1-2. 苦痛の少ない大腸内視鏡検査（大腸カメラ）

「以前の検査が痛かった」「準備がつらかった」という方にも、当院の検査は安心して受けていただけます。お腹が張りにくい「無送気軸保持短縮法」という高度な技術と鎮静剤を組み合わせ、多くの方が「気づいたら終わっていた」とおっしゃるほど快適な検査を実現します。

また、検査前の下剤も5種類から選択でき、ご自宅での服用が不安な方のために院内で服用できるスペースもご用意しています。また、時間を有効に使いたい方にとって便利な、午前大腸内視鏡検査も提案しています。

当院では、少しでも検査を楽に受けていただく体制を整えることで、血便、腹痛、下痢、便秘などで大腸がんなどがご心配な方に対して、安心して大腸カメラを受けていただける体制づくりに努めています。

それでも漠然とご不安を感じる方もいらっしゃると思います。そういった場合は、2024年に行われたオリンパス社の14100人に対してのアンケート調査で見えている大腸内視鏡検査への不安に対しての当院での対応についてご参照ください。

2. 当院の内視鏡検査に対する患者様の声

当院の取り組みについて、Google口コミでいただいているご意見をいくつか共有いたします。

多くの方が「もっと早く受けておけばよかった」とおっしゃっています。

3. 見逃しリスクの低減を追求する、世界水準の品質と先進性

楽なだけの検査では意味がありません。当院では「見逃さない」ことにとことんこだわります。

3-1. 世界水準の品質目標

医師の技量を測る指標の一つに「腺腫発見率（ADR）」があります。これは、大腸ポリープの発見率を意味していて、大腸内視鏡検査の質を評価する基準となります。

当院ではこのADRにおいて、2024年に改定された厳しい米国ガイドラインを参考に「ADR 35%以上」という高い目標を掲げています。これは、質の高い検査を提供するという私たちの決意の表れです。

3-2. AIによるダブルチェックと「クリーンコロン」

熟練した専門医の目に加え、AI診断支援システムでダブルチェックを行います。検査中に発見されたポリープは、その場で日帰り切除します。大腸ポリープを完全になくした状態「クリーンコローン」を達成することで大腸がんのリスクが86%低下することが知られています。

4. 肛門の悩みも一度に解決できる専門性

「おしりからの出血。これは大腸がんのサイン？それとも痔？」このような不安を抱えている方は多くいらっしゃいます。当院は肛門科を併設しており、法人全体で年間2,856件の肛門手術実績（2023年）があります。

大腸と肛門、両方の専門的な診察・検査が一度の受診で完結するのが大きな強みです。実は、大腸内視鏡検査ではいぼ痔や切れ痔の診断を行うことはできず、肛門鏡を用いた診察を行うことが、痔の診断には必須です。

したがって、お尻の症状や痔についてもご相談したい場合は、当院のような肛門科でご相談されることをおすすめします。特に当院では肛門手術についても対応しています。

5. 医療の質だけではない、牛久市にこそ、つくばの当院が選ばれる５つの理由

市外にあるにもかかわらず、当院が牛久市の皆様におすすめの医院として選ばれたのには、質の高い医療に加え、安心してご来院いただくための具体的な理由があります。

5-1. 牛久・ひたち野うしく方面からもアクセスが便利

当院は、つくばエクスプレス「つくば駅」すぐ、つくばセンター（バス停）から徒歩3分です。JR常磐線の主要駅からもバス路線が充実しており、広範な地域から受診しやすい環境です。

5-2. お車でも安心してご来院いただけるプラン

5-3. 万が一の時も安心の地域医療連携

これまでにも、牛久市にお住まいの多くの患者様が当院の内視鏡検査を受けにご来院されています。検査の結果、入院や手術が必要な病変が見つかった際には、患者様のご希望やお住まいを考慮し、地域の基幹病院へ責任をもってご紹介します。牛久愛和総合病院や龍ケ崎済生会病院、東京医科大学茨城医療センター（阿見町）など、牛久エリアの病院ともスムーズに連携できる体制を整えていますので、ご安心ください。

もちろん、つくば市内や都内の病院を希望される場合は、ご希望の医療機関へ紹介することも可能です。

5-4. オンライン診療で、通院の負担を大幅に軽減

内視鏡検査は、受けて終わりではないケースが少なくありません。例えば、胃カメラでは約15%（2024年胃内視鏡検診マニュアル改定第2版）、大腸カメラでは約50%（2024年米国ガイドラインより）の確率で、組織を採取する病理検査が発生します。これは、想像以上に多くの方が、結果を聞くために再度来院する必要があることを意味します。

特に牛久市からご来院の場合、この再来院のための往復時間や交通費は大きな負担です。当院では、この負担を解消するため、オンライン診療での結果説明に力を入れています。

さらに、24時間対応のLINE・WEB予約や、来院前にご自宅で問診を済ませられるオンライン問診システムを導入し、院内での待ち時間短縮にも全力を注いでいます。

5-5. 牛久市民の皆様へ、専門的な情報を発信し続ける姿勢

当院では、質の高い検査を提供するだけでなく、地域の皆様がご自身の健康について正しく理解し、安心して行動できるよう、専門的な情報発信にも力を入れています。

例えば、牛久市の大腸がん検診について、具体的な検査の流れや費用、不安を解消するための詳細な解説記事もご用意しています。その際には、牛久市役所の公式情報をわかり易く、要点をかいつまんで流れの説明を行っています。

１９年ぶりに改定された大腸内視鏡サーベイランスガイドライン大腸がん検診2024年度版でも、便潜血検査が大腸がん検診の基本であり、唯一のエビデンスレベルAとして掲載されています。つまり、大腸がんの予防、大腸がんによる死亡を減らすためには、便潜血検査を行うことが最も重要であることが再確認されました。

臨床クリニックである当院は、大腸がん対策として、最重要施策である、便潜血検査をうけて、精査が必要であれば大腸内視鏡検査を行うという基本的な流れについて、しっかりと啓発していくことが重要だと考えています。

こういった姿勢が評価されて、当院は茨城県便潜血検査おすすめクリニックとしても掲載されています。

6. 牛久市の健康課題に正面から取り組む使命感

実は、牛久市には見過ごせない健康課題があります。牛久市の大腸がん検診の受診率は4.3%（令和5年度）で、これは茨城県全体の平均6.7%を大きく下回り、ワースト5に位置しています。

一方で、明るい兆しもあります。令和5年度の牛久市の精密検査受診率は79.8%で、茨城県平均の73.2%を上回っており、国の設定している目標値の80%に近い数字となっています。これは、集団検診を中心とした体制が、陽性者のフォローアップにおいて一定の成果を上げていることを示しています。

しかし、まだ改善の余地があります。便潜血検査で陽性という結果が出たにも関わらず精密検査を放置し、後に進行した大腸がんが見つかった場合、死亡率が4倍になるというデータもあります。

日本の大腸がん検診では、一次検診に大腸内視鏡検査は含まれません。だからこそ、便潜血検査と、陽性だった場合の精密検査の両方を確実に受けることが、ご自身の命を守るために何よりも重要です。

牛久市の大腸がん検診については、医療機関健診では大腸がん検診を他の検診と組み合わせでしか受けられない「おまけ」のような扱いとなっており、開業医の先生が積極的に介入することが構造上難しくなっているのではないでしょうか。実際には、大腸がん検診は国内・海外ともに最も推奨度の高い検診であり、他の検診よりも優先順位が著しく高い検診です。

当院が牛久市の内視鏡おすすめ医院として選出されたことは、この地域課題の解決に貢献する責任があると受け止めています。だからこそ、上記で述べた様々な取り組み（オンライン診療、アクセス情報の発信、地域医療連携、啓発記事の発信など）に力を入れているのです。

まとめ

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