この度、当院辻仲つくば胃と大腸内視鏡・肛門外科クリニックが、月間1000万PVの医療情報サイトMedical DOCの茨城県の大腸カメラ おすすめしたい9医院に選出されました。
ちなみに、このMedical DOCの記事で採用されたサムネイル画像は当院の診察室です。
日頃から当院を信頼し、ご来院くださる地域の皆様からの温かいご支援に感謝いたします。
当院では、患者様が安心して、そして快適に検査を受けられるよう、様々な工夫と最新の設備を「全部乗せ」の精神で導入しています。
今回は、Medical DOCに選出されたことを機に、おすすめされたポイントについてご説明します。

目次
1. 大腸内視鏡検査の不安を解消する当院のこだわり
大腸内視鏡検査は、大腸がんなどの病気の早期発見に不可欠な検査ですが、「痛そう」「苦しそう」「恥ずかしい」といった不安を抱く方も少なくありません。
実際、オリンパス社が行った14100人へWEBアンケートでも、胃がんや大腸がんの症状がある方、たとえば血便などの便の異変が続くといった明確な変化でも医療機関への受診は36.6%にとどまることが示されています。
当院では、これらの不安を解消し、どなたでも安心して検査を受けていただけるよう、徹底した配慮を行っています。
そのようなところが選出の理由だと思っています。
2. 苦痛の少ない検査を支える熟練の技術と鎮静剤の工夫
検査時の苦痛を最小限に抑えるため、当院では軸保持短縮法という独自の挿入法を積極的に採用しています。
これは、内視鏡を不必要に押し進めることなく、大腸を引き伸ばさずに慎重に進める方法で、大腸への負担を大幅に軽減し、つらくない大腸内視鏡検査を実現します。
実は、この軸保持短縮法は、当院の母体である辻仲病院がその起源の一つとされており、長年の経験と実績に裏打ちされた熟練の技術が当院にはあります。
当院では患者さんにとって、検査時間が2-3分伸びることは苦痛ではなく、痛みのほうが苦痛だという共通理解があります。
素早く挿入することではなく、慎重に苦痛なく検査を行うことの方が技術の証明、そんな挿入方法です。
非医療従事者の方とお話してびっくりしたんですが、その方は胃内視鏡検査と大腸内視鏡検査では、胃内視鏡検査の方が技術的に難しいと思っていらっしゃったのですが、実際は大腸内視鏡検査の方が圧倒的に難しいです。
また、検査中の不安や苦痛を和らげるため、当院では鎮静剤を用いた検査を積極的に推奨しています。
特につくばという土地柄、お車で来院される患者様が多いことを考慮し、鎮静効果が高く、かつ覚醒が早い鎮静剤を採用しています。
これにより、検査後も比較的速やかに日常生活に戻れるよう配慮しています。
実際に、当院では楽にできてびっくりしたという声をよく聞きます。(実際の患者さんのお声はこのあとに掲載。)
3. 下剤も「選べる時代」へ。5種類から最適なものを提案
また、検査前には必ず下剤を服用して腸内をきれいにする必要がありますが、「下剤が飲みにくい」「量が多すぎる」といった声も少なくありません。
当院では、患者様一人ひとりの体質やライフスタイルに合わせて、5種類の下剤の中から最適なものをお選びいただけます。
また、頑張って下剤を飲んだけれどどうしても便がきれいにならない方、どうしても飲みきれない方についても、便の具合によってはそのまま検査したり、洗腸などできれいにしてからの検査を行ったりなどの配慮をしています。
当院の内視鏡医が熟練していることと、洗浄機能のある内視鏡を用いているためです。
せっかく頑張って内服したのに、検査ができないということをなくしています。
さらに、ご自宅での下剤服用に不安がある方のために、院内には下剤を服用する専用のスペースを豊富にご用意しており、看護師のサポートを受けながら安心して準備を進めることができます。
4. 忙しい方を応援する「当日ポリープ切除」+「同日胃カメラ」
検査中に大腸ポリープが発見された場合、ほとんどのケースでその場で日帰り切除が可能です。
これにより、改めて別日に手術のために来院する必要がなく、患者様の時間的・身体的負担を大幅に軽減できます。
まさに、この「当日ポリープ切除」こそが、大腸内視鏡検査が他の大腸検査に比べてもつ大きなメリットとなります。
なぜなら、他の大腸の検査(CTやカプセル内視鏡など)では、大腸ポリープを見つけたとしても、大腸内視鏡検査を再度行い、ポリープを切除する必要があるからです。
大腸ポリープをすべて切除することで、86%の大腸がんを予防できることが示されており、我々は大腸ポリープをしっかり見つけて治療まで行うことが重要だと考えています。
このポリープをすべて切除する状態を実現するために、当日日帰りポリープ切除とAI内視鏡検査は必須のシステムだと考えています。
また、お仕事や家事でお忙しい方のために、当院では胃カメラと同日での検査も可能です。
食事や移動の負担が一度で済みます。
一度のご来院で胃と大腸の両方の検査を済ませられるため、何度も来院する手間が省け、時間を有効活用できます。
さらに、「クリニックの診療時間中に電話予約ができない」といったお悩みを解消するため、当院では24時間いつでもネット予約が可能です。
ご自身のスケジュールに合わせて、スマートフォンやパソコンから手軽に予約ができます。
5. 肛門診察の専門性は茨城県内でもトップクラス
当院は、大腸内視鏡検査だけでなく、肛門疾患の専門的な診察・治療にも力を入れています。
痔核(いぼ痔)や痔瘻(あな痔)など、デリケートな部位の悩みは、なかなか相談しにくいものですが、当院には経験豊富な専門医が多数在籍し、患者様のプライバシーに配慮しながら丁寧な診察を行っています。
特に、複雑痔瘻や大きい痔核など、対応が難しいとされる疾患に対しても、専門性の高い治療を提供しています。
その証拠に、茨城県内だけでなく、県外からも多数のお問い合わせやご紹介をいただいております。
これは、当院の肛門外科における高い専門性と信頼の証であると自負しております。
大腸内視鏡検査で内痔核とだけ指摘されることもありますが、その内痔核が生活の質を下げているかどうかは、肛門科医師でなければ正確に判断できません。
また、切れ痔などは大腸内視鏡検査では分からないため、肛門周辺の症状でご不安をお持ちの場合は、当院のような肛門科を併設した医療機関での大腸内視鏡検査が有力な選択肢となります。
大腸肛門病学会のガイドラインでは、痔の診断には、大腸内視鏡検査のみならず、肛門科医師による肛門鏡での診察が必須とされています。
特に血便、便潜血検査陽性(大腸がん検診)などで、肛門疾患についても見てほしいという希望がある場合は、肛門科のある医療機関を受診しましょう!
さらに、肛門科併設である強みとして、緊急で内視鏡検査が必要な場合に対応しやすいことが挙げられます。
肛門鏡を用いることで、現在の出血が、どの程度緊急性があるかを判断しやすいため、血便や下痢があってご不安な方はぜひご相談ください。
当院では、緊急での大腸内視鏡検査にも対応しています。
院内で下剤を内服するスペースが大きいことと、緊急性の判断がつけやすいがゆえの特徴だと考えています。
6. 実際の患者様の口コミ
Google口コミでも多く、「こんなに楽なら早く検査を受ければよかった」と内視鏡検査についてご評価いただいています。
🗣️ A様(Google口コミより引用)
「こんなに楽なら、もっと早く検査していれば…」
スタッフの方の対応も大変素晴らしく、とても気持ちよく受診することができました。
今回は大腸内視鏡と胃カメラの同時検査でしたが、苦痛もなく、気づいたらあっという間に終わっていました。こんなに楽に検査できるのであれば、もっと早く受診すればよかった…と感じました。
このように悩んでらっしゃる方に、適切に情報提供できていない現状について、当院としては非常に強く反省しています。
今回、Medical DOC様に取材いただき、「大腸内視鏡だけでなく、内視鏡全体、肛門外科分野においても専門性の高いクリニック」として掲載されたことで、より多くの方に苦痛の少ない、無痛大腸内視鏡検査が広まることを願っています。
まとめ
大腸がんは、自覚症状が出る前に進行するケースも少なくありません。
しかし、早期発見であれば、非常に高い確率で治療が可能です。
便潜血検査陽性、症状があるなどの場合は早めに受診することが重要です。
当院には、つくば市をはじめ、土浦市、牛久市、つくばみらい市、常総市、石岡市、阿見町、守谷市、龍ケ崎市のみならず、茨城県外も含めて広い地域から多くの患者様が来院されています。
不安な症状がある方や、検査に踏み切れず悩まれている方は、どうぞお気軽にご相談ください。
私たちが、最適な方法で、安心・快適な検査をお届けします。
当院では、胃内視鏡検査を含めた内視鏡検査についても、『茨城県のおすすめ内視鏡クリニック』に選出されています。
【作成・監修】
辻仲つくば胃と大腸内視鏡・肛門外科クリニック
院長 森田 洋平(日本消化器内視鏡学会 専門医)
参考:
Medical DOC 「茨城県の大腸カメラ おすすめしたい9医院」
Medical DOC 「茨城県の内視鏡検査 おすすめしたい9医院」
Medical DOC 「茨城県の肛門外科対応の施設 おすすめしたい6施設」