内視鏡検査で「結果はいつ分かる?」当日説明・病理検査・再診の流れを整理|辻仲つくば胃と大腸内視鏡・肛門外科クリニック|茨城県つくば市の大腸・肛門外科 消化器内科 内視鏡検査

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内視鏡検査で「結果はいつ分かる?」当日説明・病理検査・再診の流れを整理

公開日:2026年02月05日 / 更新日:2026年02月02日

内視鏡検査で「結果はいつ分かる?」当日説明・病理検査・再診の流れを整理

内視鏡検査の結果説明、いつ聞けるのか不安ですよね

「検査を受けたその日に結果は分かるの?」「ポリープを切除したけど、がんかどうかの結果はいつ聞けるの?」内視鏡検査を受ける際、多くの方がこうした疑問を抱えています。

検査そのものへの不安に加えて、結果がいつ分かるのか、どのように説明されるのかが分からないと、さらに心配が募りますよね。

内視鏡検査は「やって終わり」ではありません。検査後の結果説明や今後の方針決定が、実は最も重要なプロセスなのです。この記事では、胃カメラ・大腸カメラにおける検査結果がいつ、どのように伝えられるのかを、消化器内視鏡専門医の視点から詳しく解説します。

当日すぐに分かること、後日の病理検査が必要なケース、再診のタイミングまで、検査後の流れを整理してお伝えします。

内視鏡検査の「結果」には2種類ある

内視鏡検査の結果と一口に言っても、実は2つの異なる種類があります。

この違いを理解しておくと、検査後の流れがスムーズに把握できます。

その場で分かる「観察結果」

内視鏡で直接粘膜を観察することで、炎症の有無、潰瘍やポリープの存在、出血の状態などを、検査中にリアルタイムで医師が判断できます。経験豊富な内視鏡専門医であれば、肉眼的な所見からある程度の診断をその場でつけることが可能です。

通常、検査後すぐに説明を受けられることが多いです。当院でも、検査後に画像をお見せしながら「今の状態」や「今後の方針」についてご説明しています。

検査中に観察できる所見としては、粘膜の色調変化、表面の凹凸、血管の走行パターン、出血や潰瘍の有無などがあります。これらの情報を総合的に判断することで、病変の性質をある程度推測することができます。

後日判明する「病理検査結果」

異常な部分が見つかった際に行う「生検(組織の一部を採取)」や、ポリープを切除した場合には、がんかどうかなどの詳細は病理検査で判断します。採取した組織は専門の病理医が顕微鏡で詳しく分析するため、通常2週間前後の時間が必要です。

病理検査では、病変の種類、がんの有無、進達度(どの程度深く浸潤しているか)、切除断端の状態(完全に取り切れているか)などを詳細に調べます。この結果は後日、外来で医師から直接説明を受けることになります。

病理検査の種類や混雑状況により、結果が出るまでの期間がやや前後することもあります。特殊な染色や追加検査が必要な場合には、さらに時間がかかることもあります。

病理検査は、内視鏡で見た印象を顕微鏡レベルで確認する作業です。肉眼的には良性に見えても、顕微鏡で見ると早期がんが見つかることもあれば、その逆もあります。そのため、生検やポリープ切除を行った場合には、病理結果を必ず確認することが重要です。

鎮静剤を使用した場合の注意点

当院では、ほとんどの方に鎮静剤を使って、寝ている間に苦痛なく検査を行っています。鎮静剤を使用することで、患者さんは半分眠ったようなリラックスした状態で検査を受けられます。

ただし、検査後すぐは意識がぼんやりしていたり、説明内容を覚えていなかったりする可能性があります。

鎮静剤使用後の説明方法

鎮静剤の効果が残っている状態では、重要な説明を十分に理解できない場合があります。そのため、当院では専用のリカバリールームでしっかりと休んでいただき、意識が完全に戻ってから説明を行います。

鎮静剤の効果には個人差があり、すぐに目が覚める方もいれば、しばらく眠気が続く方もいらっしゃいます。当院では患者さんの覚醒状態を確認しながら、適切なタイミングで説明を行うよう心がけています。

ポリープ切除後の病理結果の聞き方

大腸内視鏡検査中にポリープが発見される確率は一般的に30-50%と言われています。

当院では検査と同時に日帰りポリープ切除に対応しており、入院が不要な場合はその場で切除を行います。

ポリープ切除後の流れ

ポリープ切除を行った場合、検査後にまず切除した旨を説明します。その後、約2週間後に外来で病理結果をお伝えします。病理結果では、がんの有無、ポリープの種類、再発リスクなどを詳しく説明し、結果に応じて次回の検査時期をご提案します。

ポリープは多くの場合良性ですが、放置すればがん化するものもあるため、病理結果の確認は非常に重要です。ポリープのない状態を作ることで、大腸がんを約86%予防することが可能とされています。

参照:大腸ポリープ切除による大腸がん予防効果について

次回の検査時期は、ポリープの種類や大きさ、個数などによって異なり、半年後から数年後まで個別に判断します。

ポリープの病理結果には、腺腫、過形成性ポリープ、鋸歯状病変など、さまざまな種類があります。それぞれの病変によって、がん化のリスクや今後の経過観察の方針が異なります。当院では、病理結果を丁寧に説明し、今後の方針を決定していきます。

当院での検査結果説明の具体的な流れ

当院では、患者さんに安心して検査を受けていただけるよう、結果説明の流れを明確にしています。

胃カメラまたは大腸カメラのみの場合

検査終了後、観察所見を当日説明し、結果用紙をお渡しします。異常がなかった場合は、その旨をお伝えし、今後の定期的な検査の目安などについてお話しします。生検やポリープ切除があった場合は、1週間後以降に病理結果を外来でご説明します。

必要な方には、次回検査の時期、生活習慣の改善指導、ピロリ菌除菌のご提案なども行っています。当院では最新AIシステムを導入したことで、これまで見つけるのが難しかった微細な早期がんや炎症、その他の病変なども、より高い精度で発見できるようになりました。

検査結果の説明では、内視鏡画像をお見せしながら、どの部分にどのような所見があったのかを具体的にご説明します。専門用語だけでなく、分かりやすい言葉で説明することを心がけています。

胃カメラ+大腸カメラの同日検査の場合

患者さんのご希望や症状に合わせて、医師の診察により必要があれば同じ日に胃内視鏡と大腸内視鏡を受けることができます。当日は休憩を取りながら、医師より順に説明します。病理結果は、約2週間後に両方まとめてご報告します。

2つの内視鏡検査を一緒に受けることで、通院回数の削減や下剤を飲むなどの身体的負担を抑えるメリットがあります。

同日検査の場合、検査時間は長くなりますが、鎮静剤を使用することで患者さんの負担を最小限に抑えることができます。検査後はリカバリールームでゆっくり休んでいただき、体調が回復してから説明を行います。

検査結果が不安な方へ、私たちができること

「がんだったらどうしよう」「忙しくて外来に行けない」そんな不安や事情もよくわかります。

検査後のフォローこそが、内視鏡医療の本質だと考えています。

納得できる形での結果説明

当院では、納得できる形で結果をお伝えすることを大切にしています。画像を見ながら説明し、疑問点があればお答えします。どうか一人で悩まず、ご相談ください。

一人ひとりに合わせた検査・治療をご提供いたします。検査から治療まで幅広く対応できる医師が担当にあたることで、状態に合わせた適切なアプローチへとつなげてまいります。

女性の患者さんの中で、男性医師による内視鏡検査に対して抵抗感を持っているかたは多くいらっしゃいます。当院には女性医師も在籍しており、恥ずかしさや怖さから内視鏡検査をためらっている女性のかたも安心してご来院いただける診療体制を整えております。

検査結果の説明は、患者さんにとって非常に重要な時間です。当院では、十分な時間を確保し、患者さんが理解できるまで丁寧に説明することを心がけています。不安なことや分からないことがあれば、遠慮なくお尋ねください。

検査前の下剤選択も患者さんに合わせて

当院では、検査前に使用する下剤は患者さんの体質やご希望に合わせて数種類ご用意しております。初めて検査を受ける方で下剤服用が不安な方、過去内視鏡検査の下剤服用でつらい思いをされた方もご安心ください。

プライバシーに配慮した下剤服用スペースを完備し、検査開始時間も柔軟に対応しています。

下剤の種類によって、飲む量や味、効果の出方が異なります。患者さんの生活スタイルや体質に合わせて、最適な下剤を選択することで、検査前の負担を軽減することができます。

まとめ:検査後の説明も「治療の一部」です

内視鏡検査の所見は当日にわかることが多く、生検・ポリープ切除の病理検査結果は1週間前後で判明します。

結果説明までが医療です。納得できるまで質問して大丈夫です。

最新の内視鏡機器、無痛内視鏡検査、消化器領域の専門医による丁寧な検査と説明で、安心して受けていただける環境を整えています。当院は、地元つくば市はもちろんのこと、つくばエクスプレス沿線の研究学園、万博記念公園、みどりの、みらい平、守谷、柏たなかなど、また、常磐線や関東鉄道常総線沿線にお住まいの方々にも多数ご利用いただいております。

つくば市をはじめ、土浦市、牛久市、つくばみらい市、常総市、石岡市、阿見町、守谷市、龍ケ崎市のみならず、茨城県全域の広い地域から多くの患者様が来院されています。つくば駅から徒歩5分という便利な立地で、診察や内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)をご希望の方はお気軽にご相談ください。

検査実績25,093件の経験を活かし、鎮静剤を用いた苦痛の少ない内視鏡検査を実施しています。患者さんの体質や希望に合わせて選べる下剤を用意し、最新AIシステム導入による高精度な病変発見、検査と同時に日帰りポリープ切除に対応しています。

内視鏡検査を受けたいかたや不安があるかたは、一度お気軽に当院までご相談ください。検査結果の説明から、その後の治療方針の決定まで、患者さんに寄り添った医療を提供してまいります。

【作成・監修】
辻仲つくば胃と大腸内視鏡・肛門外科クリニック
院長 森田 洋平(日本消化器内視鏡学会 専門医、MPH(公衆衛生大学院))

MPHは予防医学、疫学、統計のスペシャリストの学位です。大腸がんの予防的なデータを実践するスペシャリストといえます。