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大腸がん検査の重要性と茨城県の現状
大腸がんは日本人がかかるがんの中でも非常に頻度の高い疾患です。早期発見・早期治療により、大腸がんがない方と同等の寿命を享受できることが示されています。しかし、症状が出てからでは進行している場合も多く、定期的な検査が重要になります。
茨城県では、つくば市をはじめとする各自治体が大腸がん検診を実施しています。検診方法は主に便潜血反応検査で、指定容器に便を採取して提出する形式が一般的です。市町村によって対象年齢や自己負担額は異なりますが、40歳以上の方を対象としていることが多いようです。当院近隣のつくばみらい市では18歳以上から便潜血検査を行うなど、大腸がんに対して危機意識を持っている自治体も多いです。

しかし、便潜血検査は大腸がんのスクリーニング検査であり、陽性の場合は精密検査として大腸内視鏡検査が必要になります。この精密検査をどこで受けるかが重要なポイントとなります。
茨城県内には大腸内視鏡検査を実施している医療機関は多数ありますが、専門性や設備、医師の経験などにはかなりの差があります。特に大腸内視鏡検査は技術的な側面が大きく、検査の質や患者さんの負担は医療機関によって大きく異なるのです。
辻仲つくばクリニックの特徴と専門性
辻仲つくば胃と大腸内視鏡・肛門外科クリニックは、大腸内視鏡検査を専門に行うクリニックとして、茨城県つくば市に位置しています。つくば駅から徒歩5分という好立地で、アクセスの良さも大きな魅力です。
当院は胃・大腸・肛門疾患などで豊富な診療実績を有する辻仲病院グループに所属しており、グループ内で培った知識や技術をもとに、専門性の高い検査・治療を提供しています。大腸内視鏡検査の実績は25,093件(2023年度法人実績)にのぼり、その豊富な経験が高い診断精度と安全性につながっています。

当院の最大の特徴は、苦痛の少ない内視鏡検査にこだわっていることです。多くの方が大腸内視鏡検査に対して「痛い」「怖い」というイメージを持っていますが、当院では鎮静剤を使用した検査を積極的に取り入れています。鎮静剤使用率は92%(2023年度法人実績)と高く、半分眠ったようなぼんやりとした状態で、リラックスしたまま検査を受けることができます。
また、日本消化器内視鏡学会専門医が検査を担当し、患者さん一人ひとりの状態に合わせた検査・治療を提供しています。女性医師も在籍しており、男性医師による検査に抵抗感を持つ女性患者さんも安心して受診できる体制を整えています。
さらに、検査前に使用する下剤についても、患者さんの体質やご希望に合わせて数種類用意しています。下剤の飲みにくさや副作用に悩む方も多いですが、選択肢があることで負担を軽減できます。
最新技術を活用した高精度な大腸内視鏡検査
大腸内視鏡検査の精度は、使用する機器や技術によって大きく左右されます。辻仲つくばクリニックでは、最新の技術を積極的に導入し、高精度な検査を実現しています。
特筆すべきは、最新のAIシステムを導入していることです。このシステムにより、これまで見つけるのが難しかった微細な早期がんや炎症、その他の病変も、より高い精度で発見できるようになりました。

また、大腸内視鏡検査の精度を高めるために、光の波長を変えて腸粘膜の表面や色調がはっきり見える「画像強調」技術を導入しています。さらに、腸を観察しやすくするために空気ではなく「自動送水」を実施し、腸への負担軽減に努めています。
これらの技術は、構造や色調が均一ではないSSL(Sessile Serrated Lesion:平坦型鋸歯状病変)と呼ばれる病変の早期発見にも役立っています。SSLは大腸がんの前駆病変として重要ですが、従来の検査では見つけにくいことが課題でした。
国内のガイドラインでは、2025年11月現在、ガイドライン上でSSLをどの程度発見する検査を行うと十分なクオリティーかを示す数字はありませんが、2024年改定になった米国消化器病学会のガイドラインでは、6%以上の確率でSSLを見つけるように検査することが推奨されています。このように、一昔前は認識すらされていなかったような微細な病変であっても、精度高く検査することが求められています。
さらに、患者さんの腸の形状や状態に合わせて、チューブが細い細径内視鏡や、腸粘膜を拡大観察できる拡大内視鏡などを使い分けています。また、無送気軸保持短縮法という検査方法を採用し、腸粘膜への負担や痛みの軽減に努めています。
無送気軸保持短縮法とは?
従来の大腸内視鏡検査では、曲がりくねった状態の大腸を正確に把握するために、空気を注入しながら検査チューブを挿入していました。しかし、この方法はお腹に空気が溜まるため、張りや痛みを感じやすく、腸粘膜に負担がかかります。
無送気軸保持短縮法は、大腸の走行を邪魔することなくチューブが挿入できる検査方法であり、安全性が高く、患者さんの苦痛が少なく済みます。この方法を採用することで、検査中の不快感を大幅に軽減できるのです。
検査と同時に行える日帰りポリープ切除
大腸内視鏡検査の大きなメリットの一つが、検査中に発見したポリープをその場で切除できることです。辻仲つくばクリニックでは、入院が不要な場合は日帰り大腸ポリープ切除に対応しています。
一般的に大腸内視鏡検査中に、ポリープが発見される確率は30%と言われています。検査時にポリープが見つかり、後日改めて切除を行う場合は、高い確率で2回以上の検査・治療が必要になってしまいます。
しかし、当院では検査の利便性を上げるために、その場でポリープ切除を行うことができます。これにより、複数回の来院や再度の検査準備(下剤服用など)の負担を避けることができるのです。
そもそも、大腸ポリープが発見される可能性については、SSLも含めて米国消化器病学会の水準では41%以上とされています。便潜血検査陽性の場合は50%以上大腸ポリープを見つけることが推奨されており、大腸ポリープを切除する前提で検査を行うことが妥当と当院では考えています。このように、大腸ポリープは基本的に見つかるという体制で検査を行うことで、検査の質が上がるものだと我々は考えています。
ポリープのない状態を作ることで、大腸がんを約86%予防することが可能とされています。大腸ポリープは放置すると将来的に大腸がんに発展する可能性があるため、発見次第切除することが望ましいのです。検査をすることが目的ではなく、大腸がんを予防することが最大の目的だと我々は考えています。
お仕事などが忙しくて通院が難しい方や、負担の少ない検査をご希望の方にとって、この日帰りポリープ切除は大きなメリットとなります。
検査前後のサポート体制と患者さんへの配慮
大腸内視鏡検査は、検査そのものだけでなく、検査前の準備や検査後のケアも重要です。辻仲つくばクリニックでは、検査の前後を通じて患者さんをサポートする体制を整えています。
検査前の丁寧な説明と準備
大腸内視鏡検査をご希望される場合は、まずWEBまたはお電話で予約し、一度受診していただきます。初回受診時には問診や医師による診察を通して、腹部の症状や状態を把握します。
医師の診察後、大腸内視鏡検査にご同意いただけた場合は、下剤をお渡しします。検査前の準備や下剤の飲み方については当院スタッフが丁寧に説明しますので、わからないことがあればお気軽にご相談ください。
前日には当院でお渡しする検査食を召し上がっていただきます。また、検査時間に合わせて、数日前から下剤を服用していただくこともあります。
当日の流れと検査後のケア
検査当日は、食事を控えていただきます。起床後は水やお茶などの水分補給は可能です。検査の3〜5時間前から下剤を飲んでいただき、腸内をきれいにしていきます。
検査が終了した後は、別室でお休みいただき、体調の変化がないか確認させていただきます。体調や意識状態に問題がないことを確認できましたら、検査の結果や今後の治療についてご説明いたします。
また、ポリープを切除した場合は、検査結果説明のために再度ご来院いただく必要があります。検査結果や今後の治療プランをお聞きいただいたあとは、体調に問題がなければご帰宅していただけます。
茨城県全域からアクセス可能な立地の良さ
辻仲つくばクリニックは、つくば駅から徒歩5分という非常にアクセスの良い場所に位置しています。この立地の良さは、茨城県内の広い地域から来院される患者さんにとって大きなメリットとなっています。
地元つくば市はもちろんのこと、つくばエクスプレス沿線の研究学園、万博記念公園、みどりの、みらい平、守谷、柏たなか、柏の葉キャンパスなど、また、常磐線や関東鉄道常総線沿線にお住まいの方々にも多数ご利用いただいております。
さらに、つくば市をはじめ、土浦市、牛久市、つくばみらい市、常総市、石岡市、阿見町、守谷市、龍ケ崎市のみならず、茨城県全域の広い地域から多くの患者さんが来院されています。
遠方からお越しの方でも安心して内視鏡検査を受けていただけるよう、院内にはプライバシーに配慮した下剤服用スペースを完備しており、内視鏡検査の開始時間も柔軟に対応しています。
また、胃内視鏡と大腸内視鏡を同じ日に受けることも可能です。2つの内視鏡検査を一緒に受けることで、通院回数の削減や下剤を飲むなどの身体的負担を抑えるメリットがあります。特に遠方から来院される方にとって、複数回の通院が必要ないことは大きな利点です。
大腸がん検査を受けるタイミングと自覚症状
大腸がん検査を受けるべきタイミングについて、明確な基準があります。以下のような症状や状況がある場合は、大腸内視鏡検査を検討する良いタイミングと言えるでしょう。
まず、便秘または下痢が続く場合は注意が必要です。特に、これまでの排便習慣から明らかな変化がある場合は、大腸の異常を示している可能性があります。また、腹痛や腹部の張りが継続する場合も、大腸の問題が潜んでいるかもしれません。
便が以前よりも細くなったと感じる場合も要注意です。これは大腸内に何らかの狭窄が生じている可能性を示唆します。さらに、急な体重減少がみられる場合も、消化器系の異常を疑うべき症状の一つです。
最も注意すべき症状は、黒い便や血がついた便が出ることです。これは消化管出血を示す明らかな徴候であり、早急に検査を受けるべき状況です。
また、過去にポリープを切除したことがある方や、便潜血検査の結果が陽性だった方も、大腸内視鏡検査の対象となります。さらに、家族にポリープやがんの方がいる場合は、遺伝的なリスクが高まるため、定期的な検査が推奨されます。
これらの症状や状況に心当たりがある方は、ぜひ一度ご相談ください。早期発見・早期治療が、大腸がんから身を守る最も効果的な方法です。
まとめ:専門性の高い大腸がん検査で安心を
大腸がんは早期発見・早期治療により、高い確率で完治が期待できる疾患です。そのためには、定期的な検査と、異常を感じた際の迅速な対応が重要となります。
茨城県つくば市にある辻仲つくば胃と大腸内視鏡・肛門外科クリニックは、大腸内視鏡検査の豊富な実績と高い専門性を持ち、最新の技術を駆使した高精度な検査を提供しています。鎮静剤を用いた苦痛の少ない検査や、女性医師の在籍、選べる下剤など、患者さんの負担を軽減するための工夫も充実しています。
さらに、検査と同時に日帰りポリープ切除にも対応しており、大腸がんの予防にも積極的に取り組んでいます。つくば駅から徒歩5分という好立地で、茨城県全域からアクセスしやすい点も大きな魅力です。
大腸の健康に不安を感じている方、便潜血検査で陽性が出た方、過去にポリープを指摘されたことがある方など、大腸内視鏡検査をご検討の際は、ぜひ辻仲つくばクリニックにご相談ください。経験豊富な専門医による質の高い検査で、あなたの健康をサポートいたします。
大切なのは、「検査を受けること」ではなく、「適切な検査を受けること」です。専門性の高い医療機関での検査は、精度の高さはもちろん、患者さんの負担軽減にもつながります。あなたの健康を守るため、ぜひ専門性の高い大腸がん検査をご検討ください。
